「ワールド・エレクション」の伊織ルートで、妹キャラに対する熱をちょっと帯びたこともあり、もう懐かしの名作と言ってもいいんでしょう「らくえん」の再プレイをしております。
主人公がエロゲ業界に入って原画家をしながら、すったもんだしつつ(オパーイなのか? イヤーンなのか?)(あーーー・・・ねえ?)ヒロインたちと交流を深めていくゲームとなっています。と言うと、なんともいえないヲタネタ重視でコスプレハプニングでうっかり挿入感覚のゲームをイメージしそうですが、メインの軸は全然違うところにある感じの作品ですね。
とりあえず、妹ゲー観点で言うと、浪人したので予備校に入るという「タテマエ」で上京してきたヲタな主人公のアパートに、自分たちも東京で学校に通うと双子の姉妹「杏」と「亜季」が駆け込んでくるというところが特色です。
もともとべったりお兄ちゃん子でそれゆえに世話焼きというシンプル妹の「杏(ナマイキじゃないほう)」と、基本ドライっぽいけどお兄ちゃんのマネばっかりしてちょっと不器用なところもある「亜季(ナマイキなほう)」のふたりと、せまいアパートで過ごす距離感……自体もいいんですが、アパートに来る以前の主人公との電話のやり取りとかも結構見どころがあってたまりません。
電話口なんかでも杏は割とストレートに心配症だったりヤキモチ焼いたりするのですが、亜季は言葉の端々でこう距離を置いた感じでものを言っちゃったり、そんでまたそういうところを杏も分かっていてちょっと利用するみたいなところがあって、キャラ間の鍔迫り合いみたいなものもかなり利いています。
というわけで現在ぼくは、ライバルエロゲメーカー所属の御守みかさんルートを攻略中です。(妹はどうした、妹は)
イイじゃんイイじゃん、細かいことは。
……堕落する準備はOK?